交通事故の後遺症に苦しまないために・・・
もちろん身体も突然の大きな衝撃に構えることができません。
交通事故でのケガの中でもっとも多い「むちうち」ですが、すぐには痛みが現れないことも多く処置までに時間が経過することの多い症状になります。
早期回復のため、後遺症に苦しまないためにも事故後はすぐに病院にかかることが大切です。
交通事故後によくあるお悩み
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事故後数日経って首が痛くなってきた
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症状がないが病院に行くべきかわからない
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事故後の体調の悪さをなんとかしたい
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費用面の負担が心配・・・
どんな交通事故が多いの?
できることなら起こしたくない交通事故ですが、近年高齢ドライバーによる事故も増えてきているのが現状です。
【交通事故はどんなときに起きる?】
●雨天時
一般的に雨天時は交通事故が起こりやすいと言われていますが、事故のタイプは大きく分けて「スリップ事故」と「視界不良事故」の2種類あります。
スリップ事故は、雨天時に道路が滑りやすくなっているために起こります。
急ブレーキや急発進など「急」のつく運転は避けることを心がけましょう。
雨天時は制動距離長くなるため、普段より車間距離長くして走行することも重要です。
視界不良事故は、雨で視界が不明瞭になって起こしてしまう事故です。視界はフロントガラスの汚れやワイパーゴムの状態によっても左右されます。そのため、事前にフロントガラスを綺麗に掃除しておいたり、ワイパーゴムの劣化をチェックしておくことも重要です。
●眠いとき
ドライバーが眠いとき、いわゆる「居眠り運転」も交通事故が起こるケースとしてよく見られます。
2時間を超える休憩なしの運転や、前日に十分な睡眠を取れていない状態での運転は、極力避けるようにしましょう。
サービスエリアで休憩したり眠気覚ましにコーヒーを飲むなど、自分なりの眠気覚し方法を持っておくことをおすすめします。
【交通事故の中でも多い事故は?】
●追突事故
交通事故のおよそ3分の1は、この追突事故が原因と言われています。
原因はその多くが「わき見運転」と言われており、運転しながらスマホをいじったり他所を見ているときに、前方の車に衝突してしまうようなケースが多く見られています。
●出会い頭事故
次に多いのが出会い頭運転です。視界が悪い狭い路地などで、出会い頭に衝突してしまうパターンです。
狭い路地では速度を十分に落として運転することを心がけましょう。
●右左折時衝突
交通事故では、右左折のタイミングで衝突するケースもよく見られます。
右左折するタイミングを誤ったり確認が不注意だったりすることによって、直進車に追突してしまうケースです。
右左折するときも慌てずに、無理のない範囲でスムーズに道路に侵入するようにしましょう。
交通事故でむちうち症になってしまったら・・・
交通事故にあってよくなりやすい症状にむちうちがあります。
むちうちとはどのような症状でどのように対処すべきか説明していきます。
●むちうちとは
交通事故が原因で起きる症状としては、およそ半数が「むちうち症」であると言われています。
交通事故による衝撃で身体が鞭のようにしなることで起こることから「むちうち」と呼ばれています。
またむちうちは、交通事故で頸部に損傷を受けたりして起きる症状の総称で、むちうちの7~8割が「頚椎捻挫(けいついねんざ)」とされています。
●むちうちの症状の特徴
むちうちの症状の現れ方には特徴があり、事故直後は痛みや不調を感じないことが多いです。
交通事故にあった直後は事故の当時者は興奮状態で、痛み感じる感覚がマヒしてしまっています。
しかしその興奮状態が冷めると、事故から数日経ってから首の調子が悪い、手足のしびれが出てきた、頭痛やめまいや吐き気がするといった症状が出ることもあります。
●むちうちにならないためには
むちうちにならないため、また悪化させないためには、事故後すみやかに病院に行くことを心がけましょう。
事故後時間が経ってから整形外科または医療機関にかかっても、事故との因果性を疑われて交通事故による症状だと認められないケースもあります。そのため、事故後の症状の有無にかかわらず必ず病院にかかるようにしましょう。
むちうちをはじめとする交通事故による症状は、交通事故相手が加入している自賠責保険で治療や施術を受けることができます。
治療費の負担もないので、費用面のことは心配せずに自分の身体をみてもらうようにしましょう。
きりん鍼灸整骨院の【交通事故治療】
むちうちによる炎症は起こした箇所の上下左右で筋や関節に萎縮を起こします。
これは折れ目にできた炎症を悪化させないための生理的な反応で、炎症部分の周囲を萎縮によって固定し、安定させるためです。
頭により近い部分の頚椎で炎症を起こした場合、頭と首の境目で萎縮してしまう場合があり、頭部への血行不良が生じ、頭痛やめまいなどの要因になるケースがあります。
むち打ちの損傷状態がひどい場合、筋や関節の炎症あるいは萎縮にとどまらず、神経を圧迫された状態となり、首や腕、指先などに『しびれ』をきたすこともあります。
首、つまり頚椎から出ている神経は首や肩をとおり、腕や指先まで支配する神経であり、圧迫されている状態を何らかの形で回避してあげなければ、その状態は続くと考えられます。
『痛み』⇒『しびれ』⇒『麻痺』の順で悪化していくことになります。
当院では、それらの症状にしっかりアプローチし施術を進めていきます
よくある質問 FAQ
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- むちうちはどのくらいでよくなりますか?
- 症状の状態にもよりますが、事故後定期的に2~3ヶ月は通っていただくかと思います。
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- 病院だけでなく整骨院にもかかった方が良いですか?
- 交通事故の後遺症対策としては病院よりも整骨院の方が適しているため、通っていただいた方が安心かと思います。
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- むちうちはどのくらいの頻度で整骨院にかかるべきでしょうか?
- 症状にもよりますが、週に2回程度からだんたんと頻度を少なくしていくのが一般的です。
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- 被害者は費用面はまったくかからないのでしょうか?
- 基本的には相手の自賠責保険が適用となるので、自己負担なしで施術を受けることができます。